性の感染症の中で一番多いと言われるクラミジアってどんな病気なの?

クラミジアという病名を聞いたことがない人はとても少ないほど、有名な性の感染症です。しかも、感染していることになかなか気づけない病気でもあり、一番怖いのは感染していると知らずに性行為をしてしまうと相手に感染させてしまいます。そんなクラミジアにはジスロマックという薬が有効です。

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性行為で感染してしまうクラミジアってどんな症状が出るのか?

      2016/04/14

性病には様々なものがありますが、クラミジアはその中でも一番多いと言われています。10代や20代の方も多く、自覚症状がない場合もあるので、知らず知らずに広めてしまっているということも多い要因となっています。

クラミジアには性器クラミジアと咽頭クラミジアがあり、どちらもクラミジア・トラコマチスという病原体が要因で発症します。2つの違いは発症した部位が異なるだけということになります。

男性の性器クラミジアの症状

性器クラミジアの症状として、男性の場合は尿道周辺にあらわれることが多いです。

最初は尿をするときに、ちょっとした痛みや違和感を感じることがあります。合わせてかゆみなどを感じることもありますが、あまり大事とは感じず、この段階では放置する方が多いです。

ここから進むと、尿道から膿が出てきます。

この時点で異常に気付けばいいのですが、更に悪化すると、熱が出たり精巣が腫れたりと、尿道以外にも問題が出てきます。最終的には、血精液症や前立腺炎など新たな病気を招いてしまう可能性もあるため、出来るだけ早い対処が必要です。

女性の性器クラミジアの症状

女性に関しては、特に症状が出にくいと言われていますが、子宮頸管から発症しますが、初期に起こることしましては、おりものの異常です。黄色いおりものが出たり、量が増加したりします。

また、不正出血や性行時の痛み、下腹部の違和感などがあらわれる場合もあります。腹腔内まで炎症が広がり、肝臓にまで影響してしまうと、激しい腹痛があらわれることもあります。放置していると卵管炎になり、最終的に不妊症や子宮外妊娠の要因になるため、初期段階で気づき、対処することが重要です。

また、妊婦さんがクラミジアにかかっていると、出産の際に赤ちゃんにも影響してしまいます。ただ、自覚症状があまりないため、女性の性器クラミジアを持っている人はここ数年でも増加傾向にあります。

咽頭クラミジアの症状

咽頭クラミジアは、男女に同様で、特に喉やリンパの腫れや痛み、発熱などがあります。

喉の腫れを鏡で見てみると、膿などが出てくる場合もあります。これらは通常風邪と間違われることが多いです。風邪でも咽頭炎や扁桃炎と言われているものですが、とても似た症状があらわれるのが特徴です。

咽頭クラミジアは性器クラミジアより治りにくいと言われていますが、抗生物質を一定期間投与することで完治します。クラミジアをそのまま放置しておくと、淋病やエイズなどといった他の性病へもかかりやすくなりますので、出来るだけ早めに異常に気づくことが重要です。